最近なんだか調子悪い人たちにあう。
体の調子というか、バイオリズムが悪い人たち。
まあ、私もその一人だったのだが。
昔から悩みが言葉通り、「向こうから歩いて」くる。
当時高校生だった私はある日突然満足に話したこともない後輩に訪問され、身の上話を延々と聞かされた。
彼女は謂れないことで同級生からいじめにあっており助けてほしい、と。
その時はなんじゃろなあ、と思っていたが、結局見過ごせず、長期間かけて一緒に戦った。
なんじゃろなあ。
私は人生の先導者を若くして次々と亡くした。
変態的カリスマの父親を若く亡くし
ダンスを私の人生にしてくれた恩師も同じ年亡くした。
それでも今の私がタフに生き進んでいられるのは彼らが残してくれた生き様や言葉や哲学があるから。
彼らは私に言霊を託していった。Words of wisdom.
でもって何故か悩みがあちらから私を見つけ、歩いて来てくれるのでどうやらそういう役目らしい。
最近ふとした事でとある人に「立ち止まって見直しなさい」と言った。
他人に「立ち止まれ」と言う事は本当に勇気のいる言葉なのだ。そしてその人を信用していないと言えない言葉。
「がんばれ!突き進め!応援してる!」のほうがよっぽど言いやすい。
でもその方は私からみてもバイオリズムが崩れ、こんがらがっていた。
その方は本当に真摯に私の言葉達を受け止めてくれ、その夜お礼の電話があった。
なんだか言霊がpass on, 受け継がれたようでうれしかった。
たいせつなことってなんだろうなとおもう。
私にとってたいせつな事は、人生一度きり。悔いなく生きる。
私は例え明日死んでも「いい人生だった!ありがとう!」って笑って死ねる。
例え誰にバカにされようとも、自分の信念を曲げず、泣いて、笑って、怒って、感動して、全身全霊かけて作品をつくる。そしてその生き様を娘に託す。
でも笑って死ぬためには自分のダメなところも受け入れ、例えどんなに痛くても、自分の弱さと共存しなければならない事を学んだ。
きっとそう思っている人たちが私のもとを訪れるのだと思う。
私はいつか自分の父や母のようになれるだろうか。
人々をインスパイヤーする、出会った人々を魅了する、変態的カリスマに。
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