今だから言える。
今年のシルバーウィークは色んな意味で恐ろしかった。
例のごとく、ジジババは蓼科の別荘に行っており、仕事がたまたま入らなかったパパが「明日行ってみようか」って事に。
家の場合「明日行く」って事は朝(と呼ぶべきか、夜中と呼ぶべきか)3時ごろ家を出発する。
勧告された時点ですでに夜7時!
どこかのCMじゃないけど「計画性を持って・・・・」と言う台詞が頭の中でぐるぐるしていた。
急いで身支度して、仕事のメール打ったり、色々片付けて、少し寝て、家を出たのは忘れもしない朝4時3分。
ぐずる我が子をなんとか車中寝かせ、私も寝てんだか起きてんだか分からないまま蓼科に到着。
渋滞は少しかかったものも無事8時頃には着きました。
日中は牧場行ったり、ロープウェイ乗ったり、森を散歩したり...。
楽しく過ごしたのでした。
「楽しかったね」「明日は八ヶ岳の方に行ってみようか?」なーんて話てチビは就寝。
私たちは別の部屋で映画を見たり、うたた寝したり、思い思い過ごしていました。
そしたら突然チビが寝ている部屋から半狂乱になった声が!!!!
「
ぎゃー!!!!こわいこわいこわいこわい!!
」
ってあんたが一番怖いんですけど。
怖い夢を見たのかと思ったけど、なんだか様子がおかしい。
とにかくパニックになっている我が子をなんとか落ち着かせるため、電気つけたり、水飲ましたり、楽しい話したり・・・。
でも全く効果なし!
「帰る~!かえる~!

」「抱っこしてオンもに(外)に連れてって~」
ととにかく「外に出たい!」と言い続ける。
確かに少し良くない部屋だなーと思っていた。
なんだかいつだって他の部屋より温度が低い。息が白く見えるぐらい寒い部屋。
別荘の中でも客間として使っているから少し人の出入りも少ない。
でも過去何度か寝泊まりして、何ともなかったから知らんぷりしていた。
それでこの出来事。
パパはアンチ・心霊派だったのだが、以前一緒に行ったアンパンマンミュージアムで自分が撮った写真がガッツリ心霊写真だった事を機に理解を示し始めた。
「どうする?」「どうしよう?帰る?」とパパと相談。
とにかく部屋から出してくれの一点張りの娘の異常さを察して夜中12時に帰宅を決意。
またもや急いで身支度をして抱っこして部屋をでたとたんチビは少し落ち着きを取り戻した。
車に乗ったら、元気よく「バイバーイ!」とジジババに手を振っていた。
「あんちゃんどうしたの?」と聞いたら「うーん、あんちゃんちょっと怖い夢見たのかもね~」とめちゃ他人目線。
「じゃあさー、もう一度ジジババのお家に帰って、パパとママと一緒に寝んねして、明日帰らない?」と聞いたら「やだー!!!それはやだー!!!それは無理ー!!」とぎゃんぎゃん泣き出した。
私よりも敏感なのだと思う。
キレ気味のパパと話しながら帰路に。
途中夜中の2時に中央道で渋滞にあい、なんとか家に無事到着。
そしてここが一番恐ろしい。
パパが一言「あ、今4時3分だ・・・。」
出発して丁度24hr。ジャック・バウアーもビックリの一日であった。
スポンサーサイト